一眼レフやミラーレス一眼で動画を撮影している人は結構いますよね。
でも、一眼レフでの映像制作では、映像がめちゃくちゃいい一方で、音がめちゃくちゃ悪いという弱点があります。
プロで一眼レフで動画を撮っている人は、ほぼ100%マイクを使っています。
マイクといっても色々な種類があるのですが、今回はカメラの上に直接のせて使うタイプのマイクの中から予算にあったオススメのマイクを紹介します。
目次
予算が7,000円未満ならばRode Videomicro!
機材を揃えるときには必ず予算というものが必要になってきますね。
あまりお金がないならば、その予算内で買える一番いいものを買いたいですよね。
予算が7,000円くらいで買えるのは、Rodeというメーカーから出ているVideomicro(ビデオマイクロ)というマイクです。
Rodeはオーストラリアのマイクの会社ですが、一眼レフ用のマイクの世界では、スマホ界のiPhoneのように大きな存在です。
そこから出ている、Videomicroは価格が安いので、予算があまりない人、もしくは、ちょっとマイクを試してみたい人にはオススメです。
カメラのバッテリーを使うので、バッテリーを買う必要もないですし、値段のわりには弱点が少ないです。
あえていうならば、マイクの前方の音しか拾わず、後方からの音はあまり拾いません。
少し価格が高いマイクは、もちろん前方からの音も録音できますが、マイクの後ろ側にいる人の声も録音できます。
その違いが値段に出ているのでしょう。
他のマイクでは、わざわざ追加で買わなければいけない、ウィンドジャマー(風除け)も付属でついてくるのでエントリーレベルの人には間違いなくオススメです。
▼マイクに使う予算がない人は、この記事もおすすめです。
予算が10,000円くらいの人にはVideomic Goがオススメ!
本体+ウィンドジャマーで10,000円のVideomic Go
同じくRODEから出ているVideomic Goは、マイクの予算がちょっと上の10,000円くらいの人にオススメです。
マイク本体の値段は、もっと安くて8,500円くらいです。
これに別売りで3,000円くらいのウィンドジャマー(風除け)を買うと、ちょっと予算をオーバーしますが、11,500円となります。
Videomic GOは、「GO」という名前がついているように、どこか旅にいって撮影するにはコンパクトで最適です。
カメラのバッテリーで動くので、電池などは必要ないです。
Videomicroよりはちょっと大きいですが、音を拾える範囲が、マイクの前方だけではなく、後方からも録音できます。
次の紹介する、Videomic Proと同じような形なので、今は予算がないけども、ステップアップを考えている人は、試してみるのもいいかもしれません。
予算15,000円のときに、Videomicの方がいいの?
予算が15,000円ある人は、もしかしたらRODE Videomicを考えるかもしれませんが、あまりオススメはしません。
Videomic GOとの違いは、ハイパスフィルターが使えることですが、個人的にはこのハイパスフィルターを使ったことがありません。
あと、ハイエンドのVideomic Proのように、音量の調整もできることはできるのですが、毎回ドライバーのようなものでスイッチを変えないといけないので実用性は低いです。
2つの機能が追加されているのですが、どちらとも実用性がないので、わざわざお金を多く払う理由が少ないです。
予算はあまり気にせずに大人買いできる人にオススメのマイクは?
これは間違いない世界で愛されるRODE Videomic Pro!予算は25,000円くらい。
僕が愛用しているのはRODE Videomic Proというマイクです。
Videomic Pro+(プラス)が出るまで、RODEのオンカメラマイクの中では一番価格の高いマイクでした。
このマイクは、一眼レフの動画撮影が流行するのと同じタイミングで登場したので、世界的に人気のあるマイクです。
上の二つのマイクと違いは、大きく分けて3つあります。
最大のメリットは1つ目の音の調整ができることです。
他の2つの違いは、メリットかどうか疑問が残ります。
では、3つの違いをそれぞれ見てみましょう。
一つ目は、マイクで音量の調整ができること。
上の二つのマイクは通常レベルだけでしか録音できませんが、Videomic Proは、周りの音がうるさすぎる時には-10db、もっと音を大きく録音したい時には+20dbと、周囲の状況に合わせて、簡単に音が切り替えられます。
音がめちゃくちゃうるさいライブ会場なんかで撮影することがあるならば、-10dbにすぐ切り替えられると便利です。
2つ目は、ハイパスフィルターがあること。
ハイパスフィルターという設定もあるので、録音したくない車の音などの必要ない低い音をマイクの方でカットすることができます。
僕はこれをほとんど使ったことがないので、そこまで大きなメリットではないかもしれません。
3つ目は、バッテリーが必要なこと。
このマイクを使うには、9V電池という四角い形の電池を別に買わなければいけません。
バッテリーの持ちは、とてもよく、70時間は使えるようです。
僕は余計なお金を使いたくないので、充電式のバッテリーを使っています。
上の二つは、電池を買わなくてもいいのですが、カメラのバッテリーを使うので、カメラのバッテリー自体の消費が早くなります。
バッテリーに関しては、いいところもあれば悪いところもありますね。
なんと10年間保証のRODE Videomic Pro!
値段は高いのですが、信じられないことに10年保証がついています。
購入してから10年間の故障は無料で修理してくれます。
僕もこれまでに、断線など2回ほど修理が必要だったのですが0円で修理してもらいました。
修理中に一時的に使えなくなったときに、改めて買ったのもVideomic Proです。
予算がある人はもちろん、ちょっとマイクに投資してもいいと思う人にはオススメです。
同じような予算でも少しだけ安いのはないの?Shure VP83もチェック。
RODE Videomic Proよりもほんの少し値段が安いマイクに、Shure VP83というマイクがあります。
これは、Videomic Proと同じで音量の調整がマイクでできます。
価格は23,500円で、本当にちょっとしか値段が違いませんが、少しでも安くていいマイクを探しているのならばこちらもおすすめです。
まとめ
一眼レフ用のマイクは、RODEのマイクがおすすめです。
値段の違いでいくつかの候補があるので、自分の予算にあったマイクを探してみてください。
少しでも参考になればと思います。