Blackmagic Video Assistをカメラに接続しても1080p 59.93としか表示されません。24pで撮影した動画を24pで記録するにはどうすれば良いですか?
Blackmagic Video Assistという外付けモニターは、2015年の6月に発売されて以降、他の外部モニターと比べて価格が安いことから買ってみたっていう人は多いかもしれませんね。
僕も、DJI Ronin Mを買った時に、モニターが必要になったのでBlackmagic Video Assistを買ってみました。
ビデオレコーダーとして使いたい人もいると思いますが、カメラの設定が24pで撮影しても自動的に60pなどで撮影されるという問題があります。
僕は通常、Full HD(1920 x 1080)の 24pで撮影をしているのですが、このカメラの設定のままBlackmagic Video Assistに接続しても1080p 59.94と表示されます。
モニター左上の「1080p 59.94」と書かれたところをタッチしても残念ながら何もおきませんよね。
ここが本来ならば、「1080p 23.98」と表示されないとおかしいわけです。
撮影の設定が異なった状態で、記録されても使い道がないのでどうしたものでしょうね。
いろいろと日本語のブログを探してみましたがよくわからなかったので、英語のブログも探してみました。
はっきりと答えを書き示しているもはなかったのですが、ヒントがいくつかあったので解決できました。
目次
問題点は繰り返しになりますが、Blackmagic Video AssistとカメラをHDMIケーブルにつないで、Video Assist側のレコーダー機能で録画しようとしても、60p(59.94)から24p(23.98)に変える方法が見つからないことです。
これは、Blackmagic Video Assist側の問題ではないようですね。カメラでの設定を変える必要があるんです。
ちなみに僕は、カメラをCanon 7D Mark IIを使っています。DJI Ronin Mを買った時にモニターが必要になったので、値段の比較的安いBlackmagic Video Assistを買うことにしました。
ケーブルは「エレコム ミニHDMIケーブル 4K イーサネット対応 スーパースリム mini 1.5m」を使っています。
DJI Ronin Mに使うならば、1.5mもいらないですね。
いろんなカメラを使っている人がいるとは思いますが、今回は僕が使っているCanon 7D Mark IIでの対応について書きます。
それ以外のカメラを持っていないのですが、おそらく考え方はどのカメラでも同じだと思います。
まず、Menuボタンを押して、黄色の設定の画面まで移動します。
「ビデオ方式」や「バッテリー情報」の設定ができる画面まできたら、一番下に「HDMI出力フレームレート」というのがありませんか?
ここが「AUTO」になっていないでしょうか?おそらくここが初期設定では「AUTO(自動)」となっているはずです。
これを「自動」から「23.98p」に選択を変更してみてください。
ここまでくれば結果が楽しみですね。
これを変更したら、もう一度Blackmagic Video Assistに接続してみましょう。
これで、Blackmagic Video Assistの左上に部分が、60p(59.94p)から24p(23.98p)に変更されたはずです。
Blackmagic Video Assistに記録された映像も、カメラの設定通りに24p(23.98p)になっていました。
これで問題がBlackmagic Video Assistにあったのではなく、カメラの設定にあったということがわかったと思います。
どっちに問題があるかなんて、普通ではわからないですよね。解決してよかったです。
答えを知れば簡単なことでも、意外とわからないものです。
同じことで悩んでいる人がいれば参考になればいいなと思います。