僕はキャノンには愛着があって、できればこれからも使っていきたいのですが、パナソニックGH5やGH５sの魅力は大きなものです。
キャノンの一眼レフから、パナソニックのGH５やGH５sに買い換えたい人は、やっぱりいますよねー。
カメラのボディを買い換えてしまうと、これまでキャノンのカメラで使っていたレンズが使えなくなってしまうので、マウントアダプターというものが必要になります。
これは、ソニーのカメラに買い替えたとしても必要になるものです。
目次
メタボーンズの「Tモデル」
これまでメタボーンズから出ている、スピードブースター（Speed Booster）についてはお話ししたのですが、そのほかにもマウントアダプターがあるので調べて見ました。
いざ、カメラマウントを買ってみようと思っても、なかなか情報がないので困っている人も多いかと思います。今回も、B&HのQ&Aや海外のBlogを中心にリサーチして見ました。
まずは結論から。
結論から先に書いておくと、メタボーンズのSpeed Boosterの値段が高くて買えない人のために、Speed Boosterよりも性能を落として、値段を下げたものがTモデルです。
例えば、「Macbook」と「Macbook Pro」も同じアップルから出ているパソコンですが、価格と性能が違いますよね。これと同じです。
メタボーンズのTモデルってどんなもの？
そもそもアメリカではMetabones T Smartという名前で売られているようですが、日本ではTモデルとか、ただ単にTと書かれていて、どこが名前なのかものすごくわかりにくいです。
値段も安いものではないので、こっちをSpeed Boosterだと思って買ってしまう人もいるかもしれませんね。もし、そんなことになったら深く落ち込みます。
なんでこんなにわかりづらいんでしょう。
Tモデルは基本プラン
メタボーンズのTモデルは、カメラとレンズをつなぐマウントアダプターという点でSpeed Boosterとは同じなんですが、その性能は大きく違います。
Tモデルが幕の内弁当ならば、Speed Boosterは「特選」幕の内弁当です。
Tモデルでできることは、ほとんどSpeed Boosterでもできます。
どちらも「電子接点付き」なので、イメージ・スタビライザーや絞り、そしてオートフォーカスが使えます。オートフォーカスは、レビューを見ていると、反応スピードが遅くて、満足できるものではないかもしれませんね。
Speed Boosterができて、Tモデルができないこと。
Speed Boosterをつけると、見える範囲が広がったり、F値が１段明るくなります。特に、F値が１段明るくなるのは、背景がボケやすくなったり、画面が明るくなるので、使う側にすると大きなメリットですよね。
その一方で、Tモデルを使っても、見える範囲とF値が変わることはありません。
ここに値段の差があるのです。
「見える範囲が広くなること」＋「F値が一段明るくなること」が、自分の映像表現において必要かどうかで、買うマウントアダプターがどちらかに決まると考えていいでしょう。
値段の差はどのくらい？
ヨドバシカメラだと、Speed Boosterが118,800円です。めちゃくちゃ高いですね。Tモデルは、75,550円です。こちらも気軽に買える値段ではないです。
Speed Boosterの方が、43,250円高いですね。
カメラのマウントアダプターってこんなに高いんですねー。
アメリカのB&Hならば、Speed Boosterが$649で、Tモデル（T Smart）が$399です。１ドルが110円くらいだとして、Speed Boosterが71,390円、Tモデルが43,890円ですね。
送料とか関税とかもかかるでしょうが、こっちの方が手が出しやすいでしょう。
まとめ
カメラのマウントアダプターは、まだまだたくさん出ていますね。どうせ買うならば、F値が１段明るくなるSpeed Boosterの方が個人的にはいいのかなと思います。
日本で買うと値段が高すぎるので、B&Hで買うのがいいでしょうね。送料＋関税でも９万円くらいで買えるだろうから、２万円くらいは節約できる気がします。
Tモデルを買うのであれば、製品に高い額を払って買うほどの特性がないので、もう少し安い、別の商品を探した方がいいかもしれないですね。もう少し探して見たいと思います。
