一眼レフやミラーレス一眼で、動画撮影をする人が多いですよね。
これらのカメラでは、動画撮影に使っても映像はすごくきれいなんですが、音がかなり悪いという特徴を聞いたことはありますよね。
音の問題は、外部のマイクをつければかなり解消されます。
今日は、値段が安いのに、性能がものすごくいい一眼レフでの動画撮影用のマイクを探している人向けです。
それでは、Rodeというメーカーから出ているVideomicroと、Videomic GOを比較して、どちらがオススメかをお話ししますね。
初めに言っておきますが、僕個人としては、これから一眼レフでの動画撮影をしたいと考えている人には、Videomicroがオススメです。
その理由をいくつか書いておいたので、参考にしてみてください。
目次
Videomicroと、Videomic GOはどっちがいいの?
まず簡単に、Rodeというマイクのメーカーについて。
Rodeは、一眼レフカメラにつけるマイクの分野で、世界的に人気があるオーストラリアのメーカーです。
スマートフォンでiPhoneが世界的に人気のように、一眼レフ用のマイクといえば、間違いなくRodeのマイクです。
なのでマイクの品質の高さは、世界が認めているところです。
まず、VideomicroとVideomic Goの共通点はなに?
バッテリーを買わなくていい
この2つのマイクにいえることは、バッテリーがいらないことです。
カメラに接続すると、マイクがカメラのバッテリーで動くので、電池を買いに行く必要はありません。
電化製品でも、おもちゃでも、買って箱から開けたけど、電池が入ってないから、あとで買いに行かなきゃいけないことってよくありますよね。
VideomicrとVideomic Goは、電池が必要ないのでその心配はありません。
どちらも価格が安い
一眼レフカメラを買って、レンズを買って、SDカードを買って…
いろんなものを買って行くと、お金が足りないですよね。
その点で、この2つのマイクは比較的値段が安いです。
ちょっと価格の比較をしてみましょう。
Videomicroの方が安くて、だいたい7,000円くらいです。
Videomic Goは、それよりも高くて8,000~9,000円くらいですかね。
グレードの高いVideomic Proが、25,000円前後なので、質のいいマイクを探しているけど、初級レベルという人には、比較的値段の安い2つのマイクのどちらかがオススメです。
VideomicroとVideomic Goの違いは?
値段の違い
さっきも書きましたが、値段が少し違います。
日本では、Videomicroの方が1,000~2,000円安いです。
アメリカではもっと値段の差があって、ニューヨークにあるカメラ専門店B&Hでは、値段の差が40ドル(約4,5000円)くらいあります。
もちろん、Videomicroの方が安いです。
この値段の差は、どこにあるんでしょうか?
性質はどこまで違うの?
「値段が違うのだから、音の質が全然違うんでしょ?」と思う人もいるかもしれませんね。
でも、音の質自体はそこまで変わらないです。
もちろん、100万円のマイクと、7,000円のマイクならば、素人でも音質の差がわかるかもしれませんが、数千円の値段差しかないマイクの音質は、聞き分けられないでしょう。
値段の違いがあるとすれば、Videomicroの方は、マイクが向いている方向の音しか録音できないのに対して、Videomic Goは、マイクの後ろの人の声も録音できます。
例えば、カメラを友だちに向けて撮影するとしましょう。
Videomicroは、カメラとマイクが向けられている友だちの声は録音できます。
でも、カメラの後ろいて撮影をしているあなたの声は、きれいに録音できません。
一方で、Videomic Goは、あなたの友だちの声も、あなたの声も録音できます。
この辺が、値段の違いになっていますね。
もしあなたが、何かを撮影しながら、自分の声も録音したいのであれば、Videomic Goがいいでしょう。
そういう撮影をしないのであれば、Videomicroで十分です。
Videomicroにウィンドジャマーがついている!
ウィンドジャマーというのは風除けのことです。
テレビの撮影とかで、マイクにモジャモジャの毛をつけているのを見たことがないですか?
あれは、外での撮影の時に風が吹いていても、きれいに録音するためのものです。
マイクに直接、風が当たると、「ボ、ボ、ボ、ボ、ボ」って音が入って使い物になりません。
それを防ぐのがモジャモジャのウィンドジャマーです。
Videomicroには、毛の長いハムスターみたいなウィンドジャマーがついてきます。
Videomic GOにはついてこないので、別に買わないといけません。
これも専用のものは4,500円くらいするので、かなりシビアにお財布と相談になります。
本当に、マイクの半分くらいの値段がするもんなんでしょうかね。
まとめ
あなたが初心者で、これから動画制作を始めるのであれば、Videomicroの方が断然お勧めです。
値段も安いし、ウィンドジャマーもついています。
アメリカのB&HでもVideomicroの方がベストセラーNo.1となっています。
Videomic Goを考えている人は、その一段上のVideomic Proとの違いも考えなければいけないですね。
あれにも、これにも、値札がついているので、値段が安くて、性能のいいもの、そして何より自分が作りたいと思っているものにあったマイクを探してみてくださいね。