最近は、パナソニックやオリンパスのミラーレス一眼で動画を撮るのが流行っていますね。
特に、Lumix GH5とかGH5sなんかの動画を見ていると、ものすごくきれいだなーと感心してしまいます。
ところで、こういうカメラを調べていると、マイクロフォーサーズっていうのをよく目にしますよね。
さて、このマイクロフォーサーズってなんでしょう?
僕もキャノンの一眼レフから、Panasonicのカメラに切り替えを考えているので、今日もいろんなことを調べました。
同じようなことを調べている人がいると思うので、ここに書いておきますね。
目次
マイクロフォーサーズって何?
マイクロフォーサーズは、パナソニックとオリンパスが採用しているカメラの規格のことのようです。
パナソニックのLumix GH5とか、最近発売されたGH5s、オリンパスだとOM-D E-M1 Mark IIなんかを買おうか考えていたら、それらのカメラの規格はマイクロフォーサーズということになります。
わりと早いうちから、一眼レフで動画撮影をしていますが、オリンパスのカメラが人気あったりするんですねー。少し意外な感じがします。
英語だと、Micro Four Thirdsとか、Micro 4/3、もっと簡単にアルファベットだけでMFTという風に表記されています。
マイクロフォーサーズは、APS-Cとか、フルフレームと同じように、カメラのセンサーのことのようです。
初めて使うカメラがマイクロフォーサーズのカメラであれば、これから話すことはあまり関係ないかもしれないです。
それよりも、今使っているカメラがあって、それがAPS-Cとかフルフレームのカメラだっていう人には、少しは参考になると思います。
マイクロフォーサーズは、どんな特徴があるの?
マイクロフォーサーズは、センサーのサイズが、コンデジの1インチセンサーよりも大きいのですが、APS-Cのセンサーよりも小さいです。
昔のイメージだと、センサーが大きい方が画質が高くて、値段も高いイメージでしたが、センサーが小さいマイクロフォーサーズも、かなり画質がいいですね。
それでもセンサーの大きさによって特徴がでるのは間違いないです。
ボディがコンパクトで軽い
センサーサイズが小さいことによるいい点は、ボディがコンパクトで軽いです。
例えば、GH5はボディだけの重さが645g、APS-CセンサーのCanon 7D Mark IIでは820gあります。
小さい缶コーヒー1本くらいの重さ位の差がありますね。
持ち歩いて撮影をする人や長時間撮影する人にとっては、この重さの差は大きいかもしれません。
焦点距離が35mm換算で2倍に
センサーサイズの小ささは、焦点距離にも影響があります。
35mm換算のものに比べると、焦点距離が2倍になります。
例えば、24-70mmのレンズを持っていたとします。
F値は、センサーサイズによっても変更ないので、どのF値のレンズでもいいです。
焦点距離が2倍になるということは、35mm換算で、そのレンズをマイクロフォーサーズのカメラに使うと、48-140mmのレンズということになります。
望遠レンズで、自然や野生動物、スポーツをとる人なんかは、被写体がより近くに見えていいかもしれません。
ただ、広角レンズが焦点距離が2倍になると、あまり広角ではなくなるのがマイナス面です。
暗いところには弱い
センサーが小さいことでのマイナス面は、暗い場所での撮影に弱いことです。
一般的に、一眼レフでの撮影は、暗いところでもきれいに動画が撮れることが大きな魅力の一つです。
その点で、マイクロフォーサーズはセンサーが小さいので、暗いところでの撮影が苦手です。
ISOを高くして、撮影をするとすぐにノイズが出てしまうようです。
センサーが小さい分だけ、ボケ味が出ない
他のセンサーのカメラと比較して、ボケ味が出にくいのもセンサーが小さいことからくるデメリットです。
ボケ味は、レンズのF値の小ささによって決まりますが、センサーの大きさでも影響が出ます。
この辺が、マイクロフォーサーズのカメラの弱点です。
まとめ
ここまでは、マイクロフォーサーズという点だけに絞ったお話をしました。
ここまでだと、ボディがコンパクトで軽いこと以外は、それほどメリットがないように聞こえますね。
ちょっと説明の仕方が悪いのか、これ以上散財しないように、自分を説得しようとしているのか。
あまり魅力がなく聞こえるマイクロフォーサーズのカメラが、なぜ人気があるのでしょうか。それは次回に書こうと思います。