高校生になったらユーチューバーになりたいとか、大学生になったらユーチューブを始めてみたいって人はたくさんいますよね。
でも、どんなカメラを買うといいんでしょう?
人気のユーチューバーと同じカメラは、高すぎて買えないです。
僕は、映像を作ることを仕事にしているかたわらで、大学や専門学校でも、若い人たちに撮影や編集を教えています。
もし自分が、高校生や大学生だったら、どんなカメラを買ってユーチューバーになれるのかを考えてみました。
僕は、今のところYoutuberではないのですが、動画のためのカメラで、初級から始めるにはどれがいいのかをアドバイスはできる気がします。
そんな中で、僕が今日カメラを買おうとしている人にオススメするのは、Canon EOS Kiss X9です。
目次
エントリーレベルのEOS Kiss X9のいいところ5つ
まず、「エントリーレベル」というのは、「これから始める人レベル」という意味です。
キャノンのエントリーレベルのカメラ、EOS Kiss X9のいいところを5つ選んでお話ししたいと思います。
まず、EOS Kiss X9は見た目がこんなカメラです。
それでは一つずつお話ししていきますね。
まずは、何と言っても値段が安い!
性能がいいカメラが、いくら沢山世の中に出ていても、買えないくらいの値段で売っているならば、全く意味がないですよね。
その点で、予算がない中でも手が伸ばせるEOS Kiss X9は、現在のところ6万5千円で買えます。
さすがに、初めから20万円以上のカメラで腕を磨こうとしている人は少ないですよね。
値段が安くて、性能のいいカメラから始めるといいですよ。
まずは、キットレンズが1本あればいいでしょう。
合わせて買っても、ものすごく安いですね。
キャノンのAPS-Cセンサーなので、レンズの種類が一番多い!
Kiss X9は、APS-Cっていうセンサーサイズのカメラです。
僕が仕事で使っているEOS 7D Mark2というカメラもAPS-Cセンサーのカメラです。
このAPS-Cのカメラの最大のメリットとして、キャノンで使えるほとんどのレンズが使えます。
何より、シグマ、トキナー、タムロンといった会社から出ている、比較的安くて、驚くほど性能がいいレンズを使うことができます。
もちろん、「質が良くて、値段も高いレンズ」も使えるし、「質が良くて、値段がめちゃくちゃ安いレンズ」も使うことができます。
オートフォーカスの速さは、海外のYoutuberたちもオススメ
Kiss X9で使われているデュアルピクセル CMOS AFという、オートフォーカスの機能は、パナソニックやソニーのオートフォーカスよりも速いです。
オートフォーカスというのは、撮影している人やものに、カメラが自動でピントを合わせる機能のことです。
このオートフォーカスの正確さが、海外のユーチューバーたちが、パナソニックやソニーのミラーレス一眼から、再びキャノンの一眼レフを使い始めた一番の理由です。
あなたも、休日の朝とかに目が覚めたけど目の焦点が合わないことありませんか。
初めはぼやけて見えていて、だんだんとはっきり見えてくるはずです。
それは、オートフォーカスが遅いカメラに似ています。
逆に、スポーツをしているときだと、意識を集中しているから、いろんなものがはっきりと見えるはずです。
反対を向いているときに、ボールが急に飛んできても、そのボールに焦点がすぐに合いますよね。
それが、わかりやすく言えば、キャノンのオートフォーカスの状態です。
オートフォーカスの性能といえば、今のところキャノンが一番のようですね。
マイクをつけるジャックがある
一眼レフカメラは、画質が良いことで人気がありますが、音の質はかなり悪いです。
多くのYoutuberは、カメラにつけるマイクを使っています。
こんなマイクをつけているのを見たことはないでしょうか?
こういったマイクを使うには、マイクジャックという、差込口がカメラにないといけません。
「マイクの差込口は、全部のカメラについてないの?」って思うかもしれませんね。
実は、全てのカメラにマイクジャックが、ついているわけではありません。
一部のミラーレスカメラやコンデジなんかでは、このマイクジャックはないんです。
その点で、EOS Kiss X9には、マイクの差込口があるので、あとでマイクが必要になったときにでも安心です。
モニターが自分の方に向くので、自撮り動画が撮りやすい。
カメラのモニターが、バリアングルモニターといって、角度や向きを自由気ままに変えることができるので、自撮り動画を撮りたいと思っている人にはいいですね。
カメラによっては、モニターが回転しないものもあり、自撮り動画を撮るのが難しいです。
EOS Kiss X9は、バリアングルモニターなので、カメラを自分に向けて撮影することが多そうならば便利です。
まとめ
EOS Kiss X9は、入門機としては最高レベルにあります。
このカメラでは、4Kは撮影できないのですが、4K動画は容量も大きいし、編集するにも時間がかかるので、フルHD撮影だけで十分です。
自分が学生のときに、こんなレベルのカメラが周りにあったらと思うとワクワクします。