「映像の中にインタビューを入れたい!」とか、「ドキュメンタリーを撮影したい!」と思っている人はいますよね。
前回は、そういう人のために「インタビューを録音するためのマイク」という記事を書きました。
僕が仕事で使っている機材だったので、ちょっと興味があるという人には機材値段が少し高かくて、参考にならなかったかもしれません。
なので今回は、高校生とか大学生なんかで、ちょっと映像に興味が出てきたという人に向けて、値段の手頃な機材についてお話ししようと思います。
RODE Smart Lav+
RODEというオーストラリアのメーカーからは、世界的に人気のあるたくさんのマイクが出ています。
RODEのマイクが人気がある理由は、音質がよくて低価格なところです。
RODE Smart Lav+はインタビューに使えるようなピンマイク型のマイクです。僕もいつも使っているマイクが使えなくなったときのために、カメラバックに入れています。
RODE Smart Lav+は、あなたが持っているスマホにつなげて使います。スマホの中に音声データが保存されます。
これだとオーディオレコーダーを使わなくていいので、オーディオレコーダーを買う余分な出費がかかりません。
RODE Smart Lav+自体は、Amazonで買うのが一番安いようで、¥9,800くらいです。
インタビューがきれいに録音できるマイクとしては、安い方なんですが、高校生や大学生にとっては、ちょっと悩む値段設定ですね。
そもそも、撮影機材では「どんな状況でも万能なもの」というものは、ほぼありません。
なので、買う前に知っておきたいことも、ここでお話ししておきますね。
①スマホにイヤホンファックがなくなってきている
このRODE Smart Lav+は、スマホのイヤフォンジャックという、イヤフォンを差し込むところに、差し込んで使うピンマイクです。
問題は、新しいiPhoneには、イヤフォンジャックがないということです。
イヤフォンジャックがないスマートフォンでは使えないので、買う前にあなたのスマホにイヤフォンジャックがあるかどうか見てみてください。
こうなってくると、多くの人にはすでに使えないマイクなのかもしれません。
iPhoneだと、iPhone7以降にイヤフォンジャックがついていないので、Lightningコネクト変換というのを買う必要が出てきます。Amazonで見ると¥1,000くらいで買えるみたいです。
②使うときにはスマホを相手に渡さないといけない
スマホをレコーダーのかわりとして使うので、インタビューを録音するときには、そのスマホを相手に渡さなければいけません。
友だちや知っている人をインタビューするときは、マイクが接続されているスマホを渡しても気にならないかもしれませんね。
でも、それ以外の人をインタビューするときには、自分のスマホを渡すのはなんとなくイヤだって人は多いかもしれません。
僕も、スマホを相手に預けるのは、なんとなくイヤです。
スマホ以外だと、Zoom H1とかH1nという小さいオーディオレコーダーに接続して使う人もいるようです。
でもこうなると、全部の予算が2万円くらいになるので、別の方法を考えたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
RODE Smart Lav+は、製品としては値段も安くて、すごくいいと思います。
でも、いくつかあなたが使おうと思っている状況に合うかどうか、買う前によく考えておくことをオススメします。