僕は2018年の5月に、動画撮影用にSONY a7iiiを買いました。
今は2019年1月なので購入してから8ヶ月が経っています。
もともとCanonの7DとかCanon 7D Mark IIなんかの一眼レフカメラで動画撮影をしていたのですが、4Kで撮影できること、そしてスローモーションが撮影できること、そして何よりもCanon 7D Mark IIIがいつまで立っても発売されないので、思い切ってSONY a7iiiを買いました。
このカメラを使い始めて満足することが多いですが、使ってみてから「おや?」と思うこともいくつかあったのも事実です。
今回は、Canonの一眼レフを使っていた僕が、SONY a7iiiを使い始めて気が付いた残念なポイント3つをお話しします。
目次
SONY a7iiiを動画撮影用に使ってみて残念だった3つのこととは?
あらかじめ伝えておくと、SONY a7iiiを買ってから満足することの方が、不満に思うことよりも多いです。
でも、ちょっとだけ機能のことであったり、僕の使い方から感じる不満なことを順番に上げていきますね。
①フォーカスが合っているのかわかりづらい!
SONY a7iiiでの撮影で、特に広角レンズ(僕の場合にはTokina 11-16mm F2.8)を使っているときに、モニターが小さいのでフォーカスが合っているのかどうか、わからないことがあります。
実際にこの組み合わせで撮影したら、全然ピントが合っていなくて、泣きたくなったこともあります。
広角レンズの宿命といえば、宿命なのかもしれませんが、せっかく撮影したのにピントが合っていないときの、喪失感といったらないですよね。
よく考えると、Canon 7D Mark IIで撮影するときには、ZacutoのZ-finderという拡大鏡みたいなものをつけていたので、フォーカスが合わせやすかっただけですかね。
フォーカスが合っているかどうかを撮影中に知る方法があるので、次回それについて書いてみます。
どちらにせよ、フォーカスが合っているかどうか、わかりにくいというのは残念なポイントの1つです。
②オートホワイトバランスが動画撮影には残念!!
Canonの一眼レフだと、動画を撮影するときに、オートホワイトバランスでも結構いけるんです。
結構いけるというよりも、オートホワイトバランスの設定以外で撮影したことがほぼなかったです。だからSONY a7iiiで撮影する時にも、オートホワイトバランスで撮影してみました。
そうすると、撮影中にどんどんと色が変わっていくのです。
カメラが撮影をしている光の環境に応じて、その都度ホワイトバランスを調整しているということでしょうか?
どちらにせよ、SONY a7iiiで撮影する時には、オートホワイトバランスで撮影することはオススメしません。色味も、特に肌の色なんかはCanonとは違って、オレンジっぽく撮れる印象があります。
だから、個人的には何も考えずに撮影できたCanonの一眼レフに比べて、SONY a7iiiはちょっと調整が必要な気がします。
これが2つ目の残念なポイントです。
③動画撮影中に瞳AFは使えなくて残念!
SONY a7iiiを買う前に楽しみにしていた機能の一つが、瞳AFという人の顔を認識して、その人が動いてもフォーカスを自動的に合わせる機能です。
撮影中に自動でピントが合ってくれるのならば、失敗も少なくなって楽ですよね。でも、僕の撮影環境では、この瞳AFは動画撮影にときには向いていないようです。
やはりソニーの純正のレンズをつけて撮影したときには、うまく作動するんでしょうかね。
まず、AFをつけたときにレンズから音が聞こえてしまうのです。フォーカスを合わせるためは仕方のないことではあります。
もう一つは、フォーカスを合わせるために、コンスタントにカタカタと画面が動くので、写真撮影にはいいのかもしれないですが、動画撮影には向いていない感じがします。
瞳AFがどんなものなのか楽しみにしていたのですが、動画撮影には使えなさそうなのでちょっと残念です。
まとめ
SONY a7iiiは、冒頭にも書いたのですが、とても機能の多い、優れたカメラだと思います。今回は、カメラそのものには満足しているとはいえ、買う前にちょっと知っておきたい残念な部分に目を向けてみました。
少しでもあなたの参考になればいいなと思います。