最近は、パナソニックから出ているLumix GH5とかGH5sなんかが、映像制作をするのに世界的にみても人気がありますね。
マイクロフォーサーズが何かがわかったので、APS-Cのキャノンの一眼レフと比べるとどういうことが違うのか調べてみました。
僕は仕事で映像制作をしているのですが、2014年に買ったAPS-CセンサーのCanon 7D Mark2から別のカメラに変えたいなと思っています。
予算が思いっきり限られているので、いつも何か新しいものを買うときには、ものすごくリサーチします。
今回もどんなことがわかったのかを記録しておきたいと思います。
目次
APS-Cとマイクロフォーサーズのちがいは?
まず、APS-CのCanon 7D Mark2とマイクロフォーサーズのLumix GH5を比べると、圧倒的にGH5の方が魅力があります。
GH5はまだ新しいので当たり前のことかもしれません。
4Kで撮影できること、ボディ内手ぶれ補正があること、そして、120FPSでの撮影ができるのでスローモーションが撮影できることなどです。
スローモーションは、映像に入るとかっこいいですよね。
でも、もうちょっと本質的な違いはなんでしょうか?
センサーサイズの基礎知識
APS-Cもマイクロフォーサーズもカメラのセンサーのことです。
カメラのセンサーは一眼レフの中では3つあります。
残りの一つは、フルフレームというセンサーもありますね。
僕がすぐにピンとくるのは、フルフレームはCanon 5Dシリーズ、APS-CはCanon 7DシリーズやKissシリーズ、そしてマイクロフォーサーズは、今回興味があるLumix GHシリーズです。
フルフレームはセンサーが一番大きく、次にAPS-C、そしてマイクロフォーサーズという風に大きさが小さくなります。
センサーサイズの違いで知っておくこと
マイクロフォーサーズは暗いところでの撮影が苦手
センサーのサイズが大きい方が、光を多く集めることができます。
明るい日中だけしかカメラを使わないのであればAPS-Cでも、マイクロフォーサーズでも変わりがないのですが、夜などの光が少ない環境だとその差は歴然です。
一眼レフで動画を撮影するときの魅力のひとつに、暗いところで撮影しても、ものすごくきれいに映像が撮れるという特徴があります。
そこが、マイクロフォーサーズの弱点みたいです。
ISOを上げていくと、すぐにノイズが出てしまうのであれば、ちょっと買うかどうか躊躇してしまいます。
クロップセンサーなので焦点距離を考える
APS-Cカメラも、マイクロフォーサーズのカメラもクロップセンサーと呼ばれるものです。
イメージとしては、スマホで写真を撮影しているときの画角と、動画を撮影するときの画角が違うのって気がつきますか?
写真から動画撮影にモードを切り替えると、iPhoneだと同じ場所に立っているのに1段階ズームしたような画角になるはずです。
それが、クロップセンサーと同じ仕組みです。
APS-Cの焦点距離は、レンズに1.5をかけると出てきます。
同じようにマイクロフォーサーズの焦点距離は、レンズに2をかけると出ます。
具体的に言うと、フルフレームで使った50mmのレンズは、APS-Cでは75mmのレンズになり、マイクロフォーサーズでは2倍になるので100mmとなります。
これは結構大きな差ですね。
同じ場所で、同じ焦点距離のレンズを使っても全然見える景色が違うということは、買う前に知っておいたほうがいいです。
オートフォーカスの違いも
僕は動画撮影なので、ほとんどオートフォーカスを使いません。
でも、このオートフォーカス機能がキャノンのカメラとパナソニックのカメラでは、大きな差になっているようです。
キャノンに比べると、パナソニックではオートフォーカスが弱いです。
GH5やGH5sのオートフォーカスがダメというよりは、キャノンのカメラのオートフォーカスが良すぎるという感じでしょうね。
使えるレンズのバリエーション
パナソニックのレンズも最近はいいものが増えてきたようですが、それでもキャノンのレンズのバリエーションには敵わないです。
カメラボディだけではなく、レンズも買うことが一眼レフでの動画撮影には重要なので、値段が手頃だけど性能がいいレンズが必要です。
お金がたくさんある人は、そんなことを考えなくてもいいんでしょうが、ボディを買うのにこれだけ悩んでいるので、レンズを買うお金はありません。
シグマ、トキナー、タムロン、ロキノンなんかのサードパーティと言われるレンズを使うならば、まだキャノンのカメラがいいですね。
マウントアダプターであるスピードブースターをつければいいのですが、それも10万円くらいなので財政的には悩みどころです。
まとめ
理想のカメラというのは、なかなか存在しないものですね。
いいところもあれば、悪いところもあって、それとどう付き合っていくのかを考えることがカメラ選びの本質のような気がしてきました。
もう少し調査を続けて、どれを買うかを考えてみたいと思います。