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質問「iPhoneで映画を撮影しようと思っているのですが、機材への予算が1万円あるときにはどんな機材がオススメですか?」
iPhoneで映画を作ろうと思っている人の中には、「少しの予算で買える機材があるなら、とりあえず知っておきたい!」って人はいますよね。
もちろんiPhoneだけでも映画はできると思いますが、どうせならば機材も使って、みんなが歓声をあげるようなカッコいい映画を撮りたいですよね。
ちょっとした機材でも、あなたの質をググンと上げてくれるものがあります。
プロの目からみて、使えそうで、しかも手の届く値段の機材をいくつか紹介して見ますね。
iPhoneでの撮影は音声が弱点!マイクに投資して間違いない!
iPhoneでの撮影は、映像は合格点なのですが、音声は赤点レベルだって知ってました?「音」って軽視される確率が高いけど、作品の質を高めるのに一番手っ取り早いところなんです。
「映像」と「音」、この二つがいいときに映画の質が思いっきり高くなるんです。
例えば、あなたの学校の中にも、見た目はすごくいいのに、性格は悪魔みたいな人はいませんか?漫画の世界だけではなく、こういう人はなぜか必ずいるものです。
「見た目さえよければ、どうでもいいよ」って思う人も中にはいますが、やはり見た目も、性格もいい人の方がいいと思う人の方がずっと多いはずです。
iPhoneで作る映画もこれと同じです。
「映像」は問題ないけど、「音」が問題なのであれば、評価はかなり下がります。
初めて映画をつくるというときに、ないがしろにされがちなのも「音」です。
映画の中で、情報の半分は、目で見る「映像」、そしてもう半分は耳で聞く「音」なんです。
「音」が良い映画は、ものすごくカッコよく見えます。
そういうわけで、まずスマホの撮影でも使えるマイクを紹介します。
スマホで使えるマイク Rode Videomicro!
Rodeというのは、オーストラリアのマイクの会社で、一眼レフでの動画撮影用のマイクなど世界的に人気のある製品をいくつも作っています。
これがあれば全て解決というわけではないですが、iPhoneで撮影をするときに、僕ならばこれに投資すると思います。
ピンマイクで音を撮る方法もあります。スマホで使えるもので代表的なのは2つです。
一個は、同じRodeから出ているRode Smart Lav+というピンマイクです。
もう一個は、IK Multimedia iRig Mic Lavというピンマイクです。
どちらのピンマイクを使うにしても、撮影するカメラ用のiPhoneとは別に、録音用のiPhoneが必要になります。
音がすごく良いので、これを使えばプロの映像みたくなるので、みんな驚くでしょうね。
手持ちでも良いけど、あったらいい三脚!
手で持って撮影をするだけでも十分に良いですが、三脚を使って撮影をすると、画面が安定して良いかもしれません。
「これはあったら良いな」くらいなので、特にオススメの三脚はないですね。
スマホで使えるならば、安くても結構良い仕事をしてくれるはずです。
撮影のバリエーションが増えるアタッチメントレンズ!
スマホ用のレンズというのもいろいろ売られているので、試して見るのも良いかもしれませんね。
これも三脚と同じで別になければないで大丈夫です。
マイクと比べると劇的に映画の質を高めてくれるものではないかもしれません。
スマホ用のレンズはたくさんあるけどどれが良いんでしょう?
スマホ用のレンズは、レンズ3セットで売られていることが多いようです。
広角レンズ、マクロレンズ、魚眼レンズの3つの組み合わせが面白いと思います。
ズームは、自分が対象物に近づけば撮影できますし、編集でもズームできます。
狭いところで撮影をするときに役立つ広角レンズは、使える機会が多いかもしれませんね。あと魚眼レンズの中には、魚眼レンズを使って撮影をすると四隅が黒くなる「ケラレ」という現象が起こるものがあります。
この「ケラレ」が起きないレンズを選ぶと良いですよ。
iPhoneで撮影をするときにオススメのアプリはありますか?
僕は使っていないのですが、海外のiPhoneで映画を撮った監督の中には、FiLMiC Proというアプリを使っている人が多いですね。
個人的には、あってもなくても良いと思います。
高いものではないので、予算があれば試して見るのも良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、iPhoneで映画を撮りたい人のために、あってもいいなと思う撮影機材をいくつか紹介しました。
お金をかけなくても、アイデアで乗り越えられることは多いです。
仲間と話し合いながら観客が息を飲むようなカッコいい映画を作ってくださいね。
みなさんがどんな映画を作るのか楽しみにしています!