自分自身のカメラを買い換えようといろんな海外のサイトを見ていると、アメリカのYoutuberが最近買い換えたカメラがあることがわかりました。
そのカメラは、意外と言っては失礼ですが、2017年8月に発売されたCanon 6D Mark2です。
発売当初から、4Kが撮影できないことや、最大60FPSなので、他のカメラでできる120FPSのスローモーションができないので、大きな注目を浴びてなかったと思います。
僕は仕事で使っているCanon 7D Mark2を買い替えるために、いろんなカメラを見ていたんですが、6D Mark2が、アメリカのYoutuberに人気だとは知りませんでした。
ちょっとその辺を掘り下げてお話ししておきますね。
目次
海外のYoutuberはCanon 6D Mark2を使っている
例えば、Youtubeの登録数が897万人いるニューヨークのYoutuber、Casey Neistat(ケイシー・ネイスタット)は、2017年12月28日の自分のYoutubeチャンネルで、4Kのカメラではなく、Canon 6D Mark2にカメラを戻したと言っています。
ケイシーのように人気のYoutuberがカメラを変えたとなると、その影響力は大きいです。
4K動画は画質がものすごくきれいだけども、頻繁に動画をアップするYoutuberには編集で時間がかかりすぎて、まだ重荷でしかないようですね。
同じようにYoutubeの登録者数が172万人のトロントのYoutuber、Peter McKinnon(ピーター・マッキノン)もVlogカメラに、6D Mark2を勧めています。
ピーターは、いつもはCanon EOS-1DX Mark 2という、60万円くらいするキャノン一眼レフの王様みたいなカメラをVlogに使っています。
でも、2018年2月12日にYoutubeにアップした動画の中で、6D Mark2がYoutubeにあっていると話しています。
実際にどんなところがいいんでしょう?
Canon 6D Mark2はどんなところがいいの?
このカメラのいいところは、大きく分けて3つあるようです。
その3つのポイントを順番に見ていきましょう。
オートフォーカスが、他のメーカーのカメラよりもいい
キャノンの6D Mark2は、他のメーカーのカメラに比べて、オートフォーカスの反応時間が圧倒的に早いようです。
パナソニックから出ているLumix GH5に比べるとその差は歴然で、自分で撮影しながらカメラに向かって話すYoutuberにとっては、オートフォーカスの速さと正確さは大きな問題のようです。
オートフォーカスの機能が正確だと、シャープな画質の映像が撮影できるということです。
ピントがあんまりあっていない動画は、あまり見れたもんじゃないですからね。
フルフレームセンサーによるボケ感
6D Mark2は、フルフレームセンサーなので、APS-Cやマイクロフォーサーズの小さなセンサーのカメラと比べて、被写界深度が浅い撮影できる、ボケ感もきれいに出ます。
このボケ味が、映画のような質感の映像を作るのに大きな役割を果たすのです。
マイクロフォーサーズのLumix GH5なんかはセンサーサイズが小さいので、フルフレームのようなボケ味がでないという結論でしょうかね。
それでは、EOS 5D Mark4なんかも良いってことになりますが、なぜ6D Mark2なんでしょう?
その答えは次のポイントになります。
バリアングルスクリーンで顔を見ながら撮影できる。
6D Mark2では、同じキャノンの5D Mark4には付いていない、バリアングルスクリーンが装備されています。
バリアングルスクリーンは、今では多くのカメラについているスクリーンが反転して、自分で自分を撮影しながら、スクリーンも確認できるやつです。
これは自分で自分を撮影するYoutuberにとっては必要な機能ですね。
確かに、5D Mark2や、僕が使っている7D Mark2にはバリアングルスクリーンがついていないので、Youtubeには6D Mark2がオススメなんでしょうね。
値段も下がってきて、今ならかなり手頃に。
Canon 6D Mark2は、185,423円でAmazonで購入できるようです(2018年2月現在)。
もともとの販売価格は、228,500円程度なので、値段も下がってきて、少し手が届きやすいですね。
こんな感じで、アメリカのVlogerの中では、Canon 6D Mark2はかなり人気が出ているようです。