インタビュー ドキュメンタリー マイク ラベリヤマイク

インタビューを録音するために何が必要なの?

投稿日:2018-12-29 更新日:

「インタビューを使った映像を作りたい!」とか、「ドキュメンタリーを作ってみたい!」と思ってる人はいますよね。

 

どんなカメラを使えばいいかっていう話は、わりといろんな人がしていて探しやすいと思うのですが、どんな機材を使ってインタビュー撮影をすればいいのかって話は、なかなか見つけにくいと思うんです。

 

それは、インタビューをしている人とか、ドキュメンタリーを作っている人が、写真を撮っている人や映像を作っている人に比べて圧倒的に少ないからです。

 

今回は、映像のためのインタビューをしたり、ドキュメンタリーを作っている僕が、どんな機材を使ってインタビューの録音をしているのかをお話しますね。

 



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①まずはどんなカメラを使っているの?

僕はドキュメンタリーの撮影では、一眼レフカメラの動画機能を使っています。具体的にいうと、Canon 7D MarkIIやSONY α7IIIです。

 

すごい前に買ったCanon 7Dも必要があれば使っています。

 

これらの一眼レフカメラに、Rode VideoMic Proというマイクをつけて撮影するのが基本的な撮影スタイルです。

 

でも、インタビューを撮影するときには、別の機材を使っています。

 

一つ一つお話していきます。

 

②オーディオレコーダーを使って録音!

僕は、オーディオレコーダーを使っています。

 

知っている人も多いかもしれませんが、Zoom H4nというオーディオレコーダーです。

 

一眼レフで動画撮影することが世界で流行りはじめたときに、一緒に人気が出たのがZoom H4nです。

 

これについての詳しい話は別のところで書きますね。

 

とりあえず、カメラで直接、インタビューの音声を録音するのではなく、Zoom H4nというオーディオレコーダーを使っています。

 

使いすぎて一度壊れたのですが、新しく同じものを買ったので、自分の中ではオススメの機材です。これを初めて買ったのは2011年頃ですが、2018年12月現在でもいまだに使っています。

 

いまだと、新しいバージョンが出ていて、Zoom H4n Proという名前だと思います。

 

③ピンマイクを使ってキレイな音声を録音!

オーディオレコーダーを使っている理由は、何でしょう?

 

それは、ピンマイクを使うためです。テレビ番組でも出演者の人たちがピンマイクをつけていますよね

 

インタビューには、あのピンマイクを使うのが個人的にはオススメです。

 

なのでピンマイクを使うために、わざわざZoom H4nというのを使っているのです。カメラに直接ピンマイクをつなげて、録音する方法もあるのでしょうが、僕は今のところ、この方法で音声の別撮りをしています。

 

それではどんなピンマイクがいいのでしょう?

 

僕がこれまで使ってきたマイクが2種類あるので、簡単に紹介しておきます。

 

ワイヤレスのピンマイク

いま使っているのはゼンハイザーというドイツのワイヤレスマイクです。製品番号で言えば、EW112P-G3というものです。

 

値段は結構高くて、7万2千円くらいします。インタビューだけに使うならば、こんなに高いマイクを買う必要はないです。

 

ワイヤレスなので、撮影中にマイクの線を気にしなくていいので、便利なことは便利です。

 

普通の線のあるピンマイク

ワイヤレスマイクを買う前には、Rodeから出ているラベリヤマイク(ピンマイク)を使っていました。

 

RodeはVideoMic Proなど、最近の映像制作には必須のマイクをたくさん作っているオーストラリアのメーカーです。

 

こっちはワイヤレスのマイクではありません。オーディオレコーダーから長い線を伸ばす形になります。

 

値段は、有線でもやっぱり結構しますね。2万5千円くらいはするようです。

 

性能は変わらないので、線が気にならなければこっちで十分だと思います。

 

もっともっと安い方法で、インタビューを録音したい人も多いと思うので、その方法を別の機会にお話しします。

 

別に録音した音は、どうやって映像に合わせるの?

カメラの映像と、オーディオレコーダーで録音した音声は、いまでは簡単に合わせることができます。

 

何年か前までは、結構面倒くさい作業だったのですが、いまでは数秒で合わせることができるのです。

 

僕は、AdobeのPremiereを使って編集しています。

 

Premiereだと、合わせたい映像と音声を同じタイムラインに乗せて、どちらも選択した状態で、「同期」というのを選択すると、映像と音声がぴったりと合います。

 

何でも簡単にできる時代になりましたね。ぜひ、試してみてください。

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