オーディオレコーダー 録音

オーディオレコーダー(Zoom H4n Pro)の使い道は?

投稿日:2017-08-22 更新日:



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質問「撮影でオーディオレコーダーを使っている人がいますが、どういう風に使っているんですか?もし買うとすると、何がいいでしょうか?」

 

一眼レフでの動画撮影のときに、オーディオレコーダーを使っている人がいますよね。あれが、どういう風に使っているのか知っていますか?映像制作において、「音のことはほとんど気にしていません」って人は知らないですよね。今回は、一眼レフでの動画撮影のときに、オーディをレコーダー(Zoom H4n)をどういう風に使っているのかをお話ししますね。

 

①なぜオーディオレコーダーが必要なのか?

一眼レフカメラは写真用にそもそも作られているカメラなので、映像制作に使ったときには、どうしても音声が弱点になってしまいます。一眼レフでの動画撮影が世界的に流行したのは、画質のきれいさやボケ感が、映画のように出るからです。目で見る「映像」に関しては、すごくいい仕事をするのですが、耳から入ってくる「音声」に関してはまだ問題を抱えたままです。

 

一眼レフで動画撮影をすると、音の悪さにがっかりするかもしれません。Rode Video Mic Proなどの、カメラの上に備え付けるマイクでも使える音は録音できます。でも、ピンマイクやショットガンマイクで録音した音を使うと、次のレベルの映像になっていきます。

 

このピンマイクや、ショットガンマイクを使うときに、マイクにつなぐオーディオレコーダーが必要になってきます。カメラにマイクを接続して音を入れるのではなく、オーディオレコーダーで録音して、編集で映像と音を同期させることが一般的です。

 

②オススメのオーディオレコーダーは何か?

僕が、長年愛用しているのはZoom H4nというオーディオレコーダーです。これ製品は、2009年に発売されているのでちょっと古いのですが、2016年にはZoom H4n Proという改良されたモデルも登場しています。

 

個人的に、撮影ではインタビューをして音声を録音することが多いです。Rode LavarlierマイクやSennheiserのワイヤレスマイクを使ってインタビューをするので、その音声を録音するのにZoom H4Nを使っています。何年も使っていたので、マイクの接続の部分が故障し、2年前に新しいのを購入しました。そのときにもZoom H4nを買いました。そのときに、Zoom H4N Proが販売されていればそちらを買ったと思います。

 

ドキュメンタリースタイルの作品をを主に制作しているので、インタビューの時には必須のアイテムです。マイクを接続しなくても、Zoom H4N自体がマイクの役割を果たすようですが、私はこの機能で音声を録音したことはありません。使い方次第ではあると思いますが、マイクとしての能力にはそこまでの魅力を感じていません。

 

録音する時には、音のメーターが画面についているので録音する音声を調整することができます。ピンマイクをつけている人の声が小さいなと思えば、Zoom H4nの側で音を大きく調整することができます。音量はちょうどいいけども、外が騒がしくて音が聞こえないという時には、イヤホンへの出力音の調整もできるのでとても便利です。

 

③Zoom H4Nに必要なものは何か?

Zoom h4nに必要なメモリーカードは、SDカードです。映像と比較して、音声は長時間録音してもそれほど大きな容量を消費しません。本当に微々たるものです。今は、8GBのSDカードを使っていますが、おそらく4GBも必要ないと感じます。SDカードは、僕は動画撮影で使うのと同じTranscendのものを使っています。

 

どの製品も同じですが、電子機器にはバッテリーが必要となります。単三電池2本で動きます。Zoom H4Nには通常モードと、バッテリーの消耗を少なくするスタミナモードがあります。スタミナモードでも、結構早くバッテリーがなくなる印象です。そのため、使う単三電池も普通の使い捨てではなく、充電可能な電池にしています。個人的にオススメなのはPanasonicから出ているEneloop proという電池です。もともとは、もうなくなってしまった三洋電機の商品でしたが、Panasonicに買収されてしまったので、現在はパナソニックの商品になっています。使っている時に、バッテリーが少なくなってくることはよくあるので、余分に電池は持っていた方がいいです。

 

液晶モニターには、音の大きさがわかるようにメーターがついています。録音している音が大きすぎないか、もしくは小さすぎないかを視覚的に知ることができます。でも、些細な音の変化や周囲の音のうるささなどを聞き分けるには、イヤホンやヘッドホンが必要となりますね。メーターばかり見ていてはノイズなどの音が入っていても気がつかないことがあるので、必ず自分の耳で注意深く聞いた方がいいです。本当はヘッドホンの方がいいのでしょうが、僕は荷物になるのでイヤホンで済ませています。

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