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Blackmagic Video Assistは本当はもっと使える
デジタル一眼レフカメラで動画の撮影をしている人で、モニターを使っている人もいますよね。あなたはどんなモニターに興味がありますか?
今回もまた、Blackmagic Design(ブラックマジック デザイン)社から出ているBlackmagic Video Assistというモニターに関することを書こうと思います。
この記事は、下の3つのどちらかに当てはまる人に役に立てばいいなと思って書いています。
- 動画撮影をしていて、撮影用に何か良いモニターがないか探している!
- もうBlackmagic Video Assistを持っていて、もう少し使い方がないか知りたい!
- 撮影機材に関して、役に立つ知識を増やしたい!
あなたがもし、この3つのどれかに当てはまるならば、これからの文章の中でお役に立てることがあると思います。
僕は、DJI Ronin Mを買うときに、そのモニターとしてBlackmagic Video Assistを買いました。使い始めてから1年半くらいたちます。
これまでに、いくつかBlackmagic Video Assistに関することを、このBlogでも書いてきました。
いろんなことを調べたり、試したりしていくうちに、自分でも知らなかったBlackmagic Video Assistの隠れた使い道に気がつくことができたので、そのことについてこれから書いてみたいと思います。
Blackmagic Video Assistの4つの使い方
Blackmagic Video Assistの使い方は大きく分けて、4つに分けることができます。
初めの2つは「みんなが知っている使い方」で、残りの2つは「役に立つ隠れた使い方」です。まずは、「みんなが知っている使い方」をおさらいしてみましょう。
みんなが知っている2つの使い方
Blackmagic Video Assistは、撮影するときの「モニター」として使っている人が多いと思います。僕もこれまでの1年半は、ただ単純にモニターとして使ってきました。
撮影しているときに、ピントを合わせたり、構図を確認することができて便利ですよね。
それ以外にも、オフィシャルのHPを見ればわかると思いますが、ポータブルレコーダーとしても使えますね。
側面にSDカードの差し込み口があるので、SDカードをフォーマットすれば、Blackmagic Video Assistを通じてこのSDカードにも映像を記録することができます。
カメラのSDカードに映像を記録するだけではなく、同時にBlackmagic Video AssistのSDカードにも映像を記録することができるので、バックアップにもなりますね。
これら2つの使い道は、多くの人が知っているものだと思います。
さて、これ以外に役に立つ使い道を知っていますか?
Blackmagic Video Assistの隠れた2つの使い方とは?
僕が実際に使ってみて、Blackmagic Video Assistの役に立つ使い方は、もう2つあります。どちらもバッテリー関連の機能です。
もしかしたら、「もう知っているよ!」という人もいるかもしれませんが、知らない人のために書いておきますね。
バッテリーの残量計として使える
Canonのデジタル一眼レフカメラで撮影をしていると、バッテリーがどれくらい残っているのかよくわからないことってありませんか?
一応、カメラの上部分にはバッテリーの残量が表示されますが、厳密にどのくらい残っているのかはわかりづらいですよね。
特に大切な撮影の前には、バッテリーがしっかりと充電されているのかを確認したいところです。
充電可能なバッテリーは、使っているうちにどんどんと劣化していきます。
バッテリーが劣化していると、充電が完了してバッテリー残量100%だと思っていても、使って5分もたたないうちに残量10%を切ったりします。
例えば、あなたがデートでちょっと遠出をしてたとしましょう。お財布に少なくとも1万円は入っているだろうと思っていたのに、実際に見てみたら100円しか入っていなかったらどうですか?
間違いなく悲惨ですよね。
財布の中のお金は出発前に確認すれば良いだけの話ですが、バッテリーの残量は目で確認できないので、こういうことはよく起こっていました。
Blackmagic Video Assistでは、画面の右上にある「バッテリーマーク」にタッチすれば、バッテリーの残量を数字(パーセント)で確認できます。
Blackmagic Video Assistのバッテリーの残量計は、バッテリーがあとどのくらい使えるのかがわかるので、知っていて損はない機能だと思います。
バッテリーの充電器として使える
Blackmagic Video Assistに、ACアダプターをつければバッテリーの充電器として使えます。
電源がオフになっていても、ACアダプターさえついていれば充電できます。
撮影が長時間続けば、そのあとに大量のバッテリーを充電しなければいけないですよね。もし、あなたがBlackmagic Video Assistと同じLP-E6のバッテリーをカメラでも使っているのであれば本当にラッキーです。
Blackmagic Video Assistは同時に2個のバッテリーを接続できます。このことで、充電するときも同時に2個のバッテリーを充電できます。
そもそも、1個の充電器しか持っていなければ、Blackmagic Video Assistを使えば、合計で3個のバッテリーを同時に充電できることになります。
これまでの面倒くさいバッテリー充電作業が3分の1の時間でできるのでメリットは大きいです。
例えば、あなたの家から職場まで電車で30分かかっていたところを、バスで行けば3分の1の10分で行けると知ったらどうですか?
絶対に、3分の1の時間の10分しかかからないバスに乗りますよね。
節約できた時間は一日の往復で40分、1ヶ月22日働くとして14時間40分も節約できることになります。
通勤時間ほどの節約にはなりませんが、バッテリー充電にかかる時間が3分の1になれば、大きな負担の軽減になりますね。
まとめ
ここまで、Blackmagic Video Assistで使える隠れた機能についてお話ししました。僕も最近まで気にしていなかった機能なので、知らなかった人もいるかもしれませんね。
少しでも役に立ったと感じてくれる人がいれば良いなと思います。